「中華人民共和国国家知識産権局と日本特許庁との特許審査合作意向の聯合声明」によると、中日特許審査高速道路(PPH)の試験は2011年11月1日から起動する予定。
その時、出願人は「中日特許審査高速道路(PPH)試験のプロジェクトの下に中国国家知識産権局(SIPO)にPPH請求を提出するプロセス」に基づいて、SIPOにPPH請求を提出できるようになり、「日中特許審査高速道路(PPH)試験のプロジェクトの下に日本特許庁(JPO)にPPH請求を提出するプロセス」に基づいて、JPOにPPH請求を提出できるようになる。
試験の期間は、2012年10月31日までの一年間である。必要であれば、その期間が、SIPOとJPOとが一定的な数量のPHH請求を受理し、PPHプロジェクトの可能性を適当に評価できるとまで延期できる。
両局は、その請求の数量が管理できるレベルを超えた場合、またその他のいかなる原因があった場合に、PPH試験を終止できるが、終止する前に、通知を発行する。
備考:特許審査高速道路の起動は中国の出願人が日本における審査プロセスを縮短でき、中国の出願人にとっては良い機会である。